使うホップとモルトを、割合は違えどできる限り品種、産地まで揃えて、片方のブルワリーではIPA、もう片方のブルワリーではHazy IPAを、液種が違う関係で異なった酵母を使い醸造するといった流れになりました。

醸造日程の関係でInkhorn BrewingではHazy IPAを醸造させてもらう事になりました。使う原料を相談した後、Inkhorn側で勝手にVertereさんのHazy IPAのイメージに寄せるような構成を考えて(また勝手なイメージで)いつもよりも上品なバランスで仕上げる事を目標にしました。

仕上がりはマンゴー、パッションフルーツといった南国フルーツ系のニュアンスがあり、口当たりは柔らかくも甘くない少しドライな感じをもった飲み口。

鳥のビール名が多いInkhorn側ではヤリハシハチドリというハチドリ(Hummingbird)の一種がモチーフとなっています。

この鳥はPassiflora Mixtaという花と共進化してきたという説があり、植物モチーフが多いVertereさんとのコラボビールにはピッタリな鳥がいたのでビール名はHummingbirdに決まりました。